覆面議員

 少々古い話題だが、覆面議員が誕生した。例のプロレスラーである。覆面をして議会に出席するわけである。表情が読みとれるように、専用のマスクを用意したわけだが。専用って。

 これに特に喜んでいるのは マスカラスであろうことは想像に難くない。なにせ、千の顔を持つ男だからである。当然表情が読みとれるマスクも持っているはずである。(プロレスをあまりご存じでない方すみません)またドスカラスも同様、欣喜雀躍であろう。WINDOWSの時代でもドスカラス。もうすぐしたら、立候補するのは間違いなさそうだ。

 賛否両論あろうが、議員の固定的な衣装に風穴をあけたことには違いない。その点は評価したい。

 こうなると次は何がくるのかという期待が高まるわけである。相撲出身なら、ふんどしで当然髷で、もしくは化粧回し、魚屋なら、ゴムエプロンをかけて。ディズニーランドでミッキーの中に入っている人はミッキーマウスでということも理論的には可能である。

 さながら、仮装大会の審査員の皆様のような雰囲気で、「現在の教育は・・」「失業者問題が・・」などとやるわけである。

 なかなか素敵な国ではないか。

・・・ふー。

2003.05.31 / JUN